柿色(かきいろ) 10月26日、今日は『柿の日』(全国果樹研究連合会制定)です。正岡子規の有名な俳句柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺の句は、1895年(明治28年)に彼が松山から東京へ帰る途中に立ち寄った奈良で、詠んだもの…
ムスクの香りを加えた線香を作ってみませんか? 「ムスク」といえば、少し官能的な、あの香り・・・。これの和名を『ジャコウ』といいます。ジャコウを漢字で書くと、『麝香』です。鹿+射「射」というのは、外へ押し出す、という意味のある漢字。「芳…
抹香時計(時香盤)を作ろう! 抹香時計・・・「あまり、聞いたことがない」そう言われるかもしれませんね。私も、10年ほど前までは知りませんでした。お寺の鐘が、【時の音】だと知るまでは・・・。子どもの頃、夕方、5時ごろになると…
香楽師®誕生秘話 香楽師は、かぐらし、と読みます。 文字通り、お香を楽しむ人です。 もともとは、京都でしか開催していない彩り香のおけいこを、遠く離れた地方の方からリクエストがあったのがきっかけで創りました。 …
浮世絵とジャパンブルー ゴッホやモネが、日本の影響を受けたという話は有名ですが、そのきっかけになったのが浮世絵でした。浮世絵の「浮き世」というのは、「憂き世(うきよ)」といって、「浄土」の反対を意味する言葉。つま…
お香と茶の湯の関係は? 室町時代は、荒くれ武士の時代でした応仁の乱が勃発した室町時代は、まだ統一されていない、荒くれ武士たちの時代でした。時代の波に翻弄され、考えてもいなかった『将軍』という職に就いたのが、8代将軍…
カラフルなお線香を手作りしませんか? カラフルな線香が作りたい・・・・彩り香を考えた時からの念願でした。市販のものをネットで見つけて、今までは、それを使っていました。だけど・・・・・ニオイが気に入らなくて、毎年、代わりになるも…
水色(みずいろ) 水色(みずいろ)は、水の色。だから、涼しげで爽やかなイメージ。だけど、本当に蛇口から出る水に色がついていたら、ちょっと気持ち悪くないですか?本来、水の色というのは、無色透明。クリアです。も…
海松色(みるいろ) 海松色と書いて、みるいろ、と読みます。海松は、世界中の暖かい地方の海に生息する海藻の一種です。古代の日本でも、食されていたようで、租税として納められていた、馴染みのある海藻でした。韓国では…
紺鳶色(こんとびいろ) 江戸時代、3大花形職業は『大工』『左官』『鳶』でした。これらの職業は、江戸の街を作り上げた『華の3職』として、江戸庶民からも一目置かれる存在でした。中でも鳶職は、本来の建築関係の仕事に加え、…