若紫(わかむらさき) 若紫といえば、源氏物語が連想される人が多いのではないでしょうか?光源氏に最も愛された、もう一人の主人公、紫の上のことですね。源氏物語は、「紫のゆかりの物語」と呼ばれたほど、紫色をベースにし…
平安貴族の雅を体験~紫のゆかりの物語~ 7月の『彩り香のおけいこ』テーマは『むらさきのゆかりの物語』王朝文化の象徴ともいえる十二単と「ねり香」つくりを楽しんでいただけます。何枚もかさねた色で、季節をあらわしセンスを競った、平安貴族…
卯の花色(うのはないろ) 卯の花とは、ウツギの花の事。ウツギは『空木』と書きます。枝の内部が空(から)なことから、こう呼ばれたそうです。これが、卯の花と呼ばれるようになったのは、旧暦の4月、つまり卯月に咲く花だから。…
撫子色(なでしこいろ) 「ナデシコ」は「撫でし子(撫でてかわいがる子)」ということで、万葉集にも子どもや女性に使われることの多い花でした。撫子色は、周りの愛を一身に受けて、穏やかに幸せに過ごしている人を表現する色…
平安時代の姫君になった気分で|オリジナルねり香で香くらべ 十二単を実際に見る機会は、ほとんどありませんね。 おひなさまを見る時くらいでしょうか? 平安時代の姫君は、大変だったでしょうね。 実際は、この十二単は正装なので、日常はもっと軽い衣装でした。 …
京都三大祭りのトップ『葵祭(あおいまつり)』中止|葵は逢う日 葵祭の路頭の儀が、今年も中止。これで3年連続して、あの王朝絵巻が見られないコロナ渦の中、蜜を避けるためとはいえ、残念!あの、源氏物語の中にも描かれているシーンが、目の前を行くのを見ているだけ…