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平安時代の姫君になった気分で|オリジナルねり香で香くらべ

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平安時代の姫君になった気分で|オリジナルねり香で香くらべ

平安時代の姫君になった気分で|オリジナルねり香で香くらべ

2022/06/19

顔は見えなくても色で美人がわかる時代

平安時代の姫君は、色も香りも自分で創る

十二単を実際に見る機会は、ほとんどありませんね。
おひなさまを見る時くらいでしょうか?
平安時代の姫君は、大変だったでしょうね。

実際は、この十二単は正装なので、日常はもっと軽い衣装でした。
ただ、この衣装に使われる色は自分で配色を考え、そこに香を焚きしめた「自己表現」だったのです。

かさねの色目をつくる

「季にあひたる」色選びは命がけ

 

「かさねの色目」では、誰もが好きな色を組み合わせていたのではありません。
もっとも大事にされたのは、「その季節にふさわしいかどうか?」でした。
その季節の自然をテーマに、花や草木、時には月や雪など、その時々を表現する色のチョイスがその人のセンスを表すものでした。
しかも、身分によって使ってもよい色、よくない色の区別があり、衣装を身に着けるための教養が必要とされたのでした。

7月の「彩り香のおけいこ12」では、このかさねの色目についての学びます。
そして、自分なら何をテーマにどんな色合わせにするのかを、500色の色鉛筆を使って表現していただきます。

 

香を焚きしめる

自分のお香レシピは絶対ヒミツ

 

衣装を身に着ける前に、香りを焚きしめるという大切な課程がありました。
白檀や沈香をベースに、さまざまな香原料を一緒に煉り合せたものをあたためて、その香りを着物に移したのでした。
香りのレシピは、自分だけの胸の内に納め、たとえ夫婦であっても秘密なのです。
それほど、香りは個人を特定する大事な自己表現。
源氏物語の主人公、光源氏の調香したねり香の話が出てくるのは、第32帖梅が枝。
今年の「彩り香のおけいこ12」では、ここで光源氏が選んだとされる「黒坊」の再現にトライしてみましょう。

【彩り香のおけいこ12】
7月のテーマは、「紫のゆかりの物語」

・十二単について
・色のテーマ「むらさき」
・お香つくりのワーク「ねり香」

ねり香を作って、それぞれのつくった香りを楽しみましょう。
作ったねり香を、家でも楽しんでいただけるように、ねり香セット(炭・灰)もお持ち帰りいただけます。

<おけいこ 開催日>
7月2日(土)14日(木)19日(火)31日(日)
いずれか1日お選びください。
時間はいずれも13時~16時
<おけいこ 参加費>
10000円
 

★関連ブログ  世界三大美女の話

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