象牙色(ぞうげいろ) 象牙(ぞうげ)は、ゾウのキバ。このキバ欲しさに、ゾウの乱獲が続いたのには、私たち、日本人にもかかわりがあります。象牙でできたもの・・・・・あなたの家にも、一つくらいはないですか?かつては、…
天色(あまいろ) 天色は、晴れた空の色。『あまいろ』『あめいろ』と読みます。晴れた空が、青く見えるのは、光の性質によるものです。天から降り注ぐ太陽の光は、空気中にただよう小さな障害物に当たって、散乱します。…
躑躅色(つつじいろ) 躑躅色(つつじいろ)は、何故こんな字がつかわれるのか、不思議と思いませんか?だって、花の名前なのに動物の事みたいに”足偏”なんて・・・・・ツツジは、日本原産の植物のため、その歴史は古く飛鳥時代には…
翠色(すいしょく) 翠色・・・・・音読みで、すいしょく。訓読みで、みどりいろ。碧・翠・緑これらは全て『みどり』です。『みどり』というのは①草木の新芽②色の名。青、萌黄(もえぎ)などに通じて使われた。(岩波古語辞…
紅の八塩(くれないのやしお) 紅の八塩(くれないのやしお)って、なんだか色の名前とは思えない、きれいな響きだと思いませんか?事実、検索をかけると施設名として出てきて、ちょっとビックリしました。色名としては、とても古いで…
碧色(へきしょく) 碧……あなたは、どう読みますか?この字は『みどり」とも『あお』とも読みます。この字が、ふたつの色名を持っていることが、「信号が緑色でも青信号と呼ぶ訳につながります。私たちの先祖にとって、初め…
鶸色(ひわいろ) 弱い鳥と書いて鶸(ひわ)と読みます。スズメの仲間で、秋から冬にかけて日本にやってくる鳥です。秋の季語にもなっているので、鶸(ひわ)を詠んだ俳句もたくさんあります。目白にもをされぬ鶸の羽色哉…
紫檀色(したんいろ) 紫檀(したん)は、木材の色です。紫檀のタンスといえば、最高級の家具。他には、仏壇や仏具、琵琶や三味線などの楽器にも使われています。木質が緻密で、重くて固いというだけでなく、磨くと美しい光沢…
生成色(きなりいろ) 『生成り』と書いて、きなり、と読みます。布というのは、綿や麻を糸にして織って出来上がるものですが、その際、漂白や染色、薬剤による化学処理を施さず、自然に近い風合いを残したものを『生成り』と…
露草色(つゆくさいろ) 露草(つゆくさ)‥‥夏の朝、たんぼのあぜ道や路地のわきなどに、小さくひっそりと咲く青い花を、誰もが一度は見かけたことがあると思います。朝露に濡れて、涼しげに咲く様子は、暑さの中で感じる一瞬の…