白い色の色彩心理|白いスカートはドキドキする
2022/02/15
お出かけする時、白いスカートをはくのって、ちょっと勇気がいりませんか?
「汚したらどうしよう?」なんて・・・。
これって、「汚れる事=他の色がつくこと」という認識があるからですね?
なぜ、他の色がつくのがダメなんでしょう?
人の意識の中に、白=神聖なものということがあるからです。
西洋においても、天使は白で、悪魔は黒。
そこに私たちは、違和感を感じません。
白は神に近い存在としてとらえられるのです。
だから、『白』という色のイメージとして『清楚』とか『清純』とかといったキーワードが存在します。
「汚れ」「穢れ(けがれ)」を許さないというか「許されない」と思ってしまう所以です。
そして、神聖なものという認識があるからこそ『唯一絶対』というキーワードが導き出されます。
『赤』『黄』」『青』」の3原色は、色の1次色です。
1次色というのは、この色から他の色を作ることは可能だけれど、他の色からこの色を作りだすことはできない基本の色。
『白』と『黒』は、これら1次色の究極のカタチとなります。
だから
ものごとの、シロクロをはっきりさせる
というのは、究極の分け方なんです。
白衣の天使は、なぜ『白衣』なの?
医療の現場において、看護師が白衣を身に着けるのは、ナイチンゲールが最初でした。
昨今は、白以外のユニフォームも増えてきましたが、医療現場と『白』の関係というのは、「清潔」という概念と強く結びついています。
「汚れ」「穢れ」のない色というのが、『清潔な色』としてのイメージにつながります。
そして、他の色からでは作り出せない究極の色というのが、『唯一絶対』として身をゆだねる安心感につながります。
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