塗香は、身を護るための浄化アイテムとして使われてきました
2022/05/01
10年ほど前までは、御朱印帳を持っている人は多くはなかったです。けれど、だんだん多くなり社務所に行列ができるようなところも出てきました。
そして最近は、コロナの影響で、あらかじめ書いてあったものを渡されるお寺も多くなりました。
お寺の楽しみ方が広がるのは、そこが心の落ちつく所として求める内側の声があるのかもしれません。
御仏のおられるところには、お香の香りがただよい、それだけで心が洗われるように感じますね。
お寺によって、違った香りがあったりします。
以前、高野山で写経をさせていただいたことがありますが、終わった後は、とてもすがすがしい気持ちになれました。
高野山に限らず、写経する部屋の入り口には『塗香(ずこう)』が置いてあるのをご存知でしょうか?(宗派によっては、ない所もあるそうです)
塗香というのは、その字が表すように『塗るお香』です。
何故、塗るの?というと、お香は浄化のための必須アイテムだからです。
お香は『身口意(しんくい)を清める』ために用いられてきました。
身はカラダ、口は言葉、意は気持ち
自らの内を清らかに保ち、外の魔から身を護る
そのために、お香を塗り込むことで、香りの浄化力を身にまとうということだったのではないでしょうか?
<おけいこ12 5月>
5月のお香つくりのワークでは、この塗香をご自身で調香していただきます。
乳鉢を使って、ご自身のエネルギーと共に、宇宙のエネルギーを取り込み、
「魔から身を護る塗香」を作り上げてください。
<今月の彩り香のおけいこ内容>
・聖徳太子とお香の関係、色の関係
・陰陽五行と季節・方角
・『黄色』は高貴な色?下賤な色?
・六種の供物『塗香』とは?
・ワーク:塗香を作りましょう
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彩り香
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