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菖蒲色(しょうぶいろ)

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菖蒲色(しょうぶいろ)

菖蒲色(しょうぶいろ)

2023/05/23

アヤメとショウブとカキツバタ

よく似ていますが、見分けられますか?

特に、アヤメとショウブは、漢字で書いても『菖蒲』ですね。

 

アヤメは、花の根元に網目状の模様があるのが特徴。

『文目』『網目』という字も当てはまります。

 

ショウブは、花びらの付け根に、黄色の斑があります。

ただ、斑があっても、根元が網目状になっていれば、それはアヤメです。

 

カキツバタには、花びらにシュッとした白い線が入ります。

すがすがしいほどの潔い線という感じ。

 

他には、こんな見分け方も・・・。

陸地ならアヤメ。

水ぎわならショウブ。

水に浸かっているならカキツバタ。

平安時代、ショウブの葉の芳香は、

すっきりとしていて、邪気を払う植物とされました。

そのため、

宮中での端午の節句行事の折に、これを用いた『薬玉(くすだま)』が作られました。

実は、

それ以前にも、ショウブの葉で邪気払いをする儀式があったとのこと。

その儀式を司った女性を『あやめ』と呼んでいたそうです。

ショウブという呼び方は、『勝負』との語呂合わせで、縁起が良い花とされました。

とはいえ、こういった紫系統ではない、黄色やピンクの花は何?

というと、これは『ショウブ』なんです。

戦のない、平和な時代となった江戸時代。

熟成していく文化活動の中で、「花を育てる」という楽しみが広がります。

庶民も武士も夢中になった園芸ブームの中で、多くの品種改良がおこなわれました。

カラフルなショウブも、その中のひとつ。

水際に咲く菖蒲のカラフルな群生があれば、それはショウブとみて間違いないでしょう。

 

いずれ 菖蒲か杜若

どちらも美しく、優劣つけがたいと言う意味で使われる言葉

カキツバタは、この鮮やかな花の汁を用いて布を染めたのが、語源とされています。

かきつけ花、が転じて「カキツバタ」に。

江戸時代の園芸ブームの中で、夏の季語としても親しまれ、家紋にも用いられたりしました。

この時代に描かれた尾形光琳の「燕子花図屏風」は、有名ですね。

根津美術館 「燕子花図屏風」

菖蒲色はこんな色

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