お香のふるさとから来た使い方は、コレ!
2023/05/01
お香の代表格となっている『白檀』のふるさとは、インドです。
インドは暑い国。
汗で体臭も強くなります。
人々は、神に祈るという神聖な場所に入る前に
自分の身に『白檀』のかぐわしい香りを塗りつけて
清めようとしました。
日本で香りの文化が始まったのは、飛鳥時代といわれます。
これには、有名な聖徳太子が関わっていました。
聖徳太子は、日本に冠位十二階の制度や十七条憲法などを
取り入れました。
しかし、帝でもなかった彼が、それほどの実力を発揮できたのは
権力を持つ蘇我氏とのつながりがあったからです。
蘇我氏の推す仏教の広まりと共に、
お香の文化も広まっていくことになりました。
今月のお香つくりのワークでは
直接、肌に塗り込んで使う
『塗香(ずこう)」にトライです。
塗香は、肌に塗り込むことで
自身の体温で温められ、
自分自身を香りで包み込んでくれるので
「和のフレグランス」とも呼ばれます。
香りを身にまとうことで
目には見えない『魔』が入ってこないように
と、昔の人は考えたました。
【魔から身を護る塗香】
・お香伝来について
・聖徳太子の思惑とは
・何故、黄色は庶民の色?
・色の役割の変化
・塗香つくりのワーク
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彩り香
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