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お寺のいい匂いの正体|お香と言えば「白檀」「沈香」

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お寺のいい匂いの正体|お香と言えば「白檀」「沈香」

お寺のいい匂いの正体|お香と言えば「白檀」「沈香」

2022/06/10

善光寺御開帳

サブタイトル

7年に一度の前立本尊御開帳へ

今月はじめに、善光寺へ行ってきました。
前立本尊御開帳は7年に一度。前回お参りした時には、世間がこんな状況になっているなんて、想像もできませんでした。
少し、コロナも下火になったせいか、思ったより大勢の人出で賑わっていました。

中はひんやり、そして落ち着く香り

この日は、夏日。ようやく上がれた本堂は、少しひんやりとして気持ちいいです。
そして、焚かれたお香の香りにホッとします。

「白檀」と「沈香」
これが、お香の正体です。
お香というのは、この二つをベースに香原料といわれるものをブレンドして作りますが、「白檀」と「沈香」は単体でも、いい香りがします。

本堂前の大きな香炉は、身を清めるため

本堂に上がる前にも、大きな香炉が置かれています。
これは、身を清めるためのものです。
長い時を経るうちに「香炉の煙を身体の悪いところにかけると、治りがよくなる」という言い伝えが広まりました。そのような経緯があり、今では参拝者が香炉の周りに集まるようになりました。
こちらで使われる線香は、香りよりも煙が大事なのです。
多分、白檀も沈香も使ってないと思います。多分ですよ・・・。

お香が、身を清めるために使われたり、場を浄化したりするのに使われるのには、ワケがあります。
飛鳥時代、仏教とともに大陸からもたらされたお香は、もともと「クスリ」として伝わったからです。
体調の回復に必要なものとの認識が、いわゆる「魔から身を護る」という考えに行きつくのです。

お香を楽しむ際に、そんな歴史的な背景と共に楽しんでいただけたらなあ、と思っています。
よければ、彩り香の「おけいこ12」で、ご一緒しませんか?

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彩り香
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