ほおずきの色
2021/08/16
ほおずきって、何色?
ほおずきは漢字で書くと「鬼灯」
だから、お盆のあたりによく出回っているのか・・・。
なんて、妙なところで納得してしまいました。
彼岸花とか鬼灯とかの赤い色は、
「血」を連想させるからでしょうか?
この世のモノならぬ「鬼」の存在をも、
当たり前に受け入れてしまうようです。
鬼灯(ほおずき)の色は?といえば、
和の色名でいえば「紅緋(べにひ)」といったところでしょうか?
「緋色(ひいろ)」というのは、平安時代の女官が身に付けていた赤い袴の色ですが、それより少し黄味がかった鮮やかな色に思います。
紅緋(べにひ)はこんな色。
このほおずき、漢方では黄疸や解熱の薬として、あるいは利尿作用を促進させるものとして用いられてきました。
と同時に、根っこの部分には、子宮を収縮させる作用があることから、江戸時代の子堕しの闇薬として使われていたそうです。
赤くないほおずきは、見たことがありませんか?
実は、赤いものは観賞用。黄色からオレンジ色のような、うすい目の色のものは食用なんだそうです。
ヨーロッパでは、メラニン生成を抑制することによる美白効果、シワやたるみの改善効果など、多くの健康・美容効果が期待される果実として認識されているとか。
日本でも最近注目されてきて、タルトやケーキなどにも使われているらしいのですが、私は、まだ食べたことがないです(涙)
ミニトマトのような食感で、甘酸っぱいそうなんですが、栄養価もあって、美容にもいいって、是非、食べてみたいです!!
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彩り香
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