12月のおけいこ
2021/11/23
江戸の色 柄
12月のテーマは、『ぜいたく禁止令の功罪』です。
どういうことかというと、江戸時代、庶民を支配下に置いておきたい幕府は、「ぜいたく禁止令」を出して、彼らの生活にまで言及しますが、改まるのは発令後しばらくの間だけ・・・。
庶民は、工夫をこらして、法の目をかいくぐり、新たなおしゃれを生み出すといったことの繰り返し。
そこには、今に続くおしゃれの原型ともいえる江戸の色、柄が生まれてくる素地がありました。
たとえば、江戸小紋。
遠目には地味な無地に見えるけれど、実は、細かい柄の繰り返しが施されている隠れたおしゃれだったりしました。
そんな江戸時代において、あこがれの古典の世界であった平安貴族の教養のひとつ「香りをまとう」といったことも、香木を手に入れた商人たちには、手の届く遊びとなりました。
ワークでは、
手紙に香を焚きしめるのではなく、中にしのばせる「文香」をつくります。
伝統模様柄の香袋つくりというカタチで、江戸の色と柄を楽しむ「文香」です。
【ぜいたく禁止令の功罪】
・西陣と友禅
・奢侈禁止令は商機と捉えた商人たち
・お香つくりのワーク(文香)
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彩り香
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