納戸色(なんどいろ) 納戸色(なんどいろ)は、緑みの暗い青色です。色名の由来は、諸説様々。納戸に出入りした役人の着物の色、だったり、納戸にかかっていた幕の色、だったり・・・。また、納戸に置かれていた藍染めのもの…
丹色(にいろ) 丹色(にいろ)の『丹』は、赤土のことです。土の中の水銀と硫黄(いおう)が化学反応を起こした結果、できる色です。そして、鉛の酸化物である『鉛丹(えんたん)』も、上質で高価な『辰砂(しんしゃ)…
江戸紫(えどむらさき) 江戸紫は、青みを帯びた紫を表現する色名です。この時代、江戸が政治の中心になったとはいえ、帝のおられる京都と比べれば、まだまだ発展の余地がありました。そんな土地のひとつ、武蔵野は紫草(むらさ…
蘇芳色(すおういろ) 蘇芳(すおう)という色は、縹色(はなだいろ)と同様に、大変古くから使われてきた色です。蘇芳という木の芯材を煎じて染めるという技法と共に、飛鳥・白鳳時代に大陸より伝わったとされています。お香…
琥珀色(こはくいろ) 琥珀色(こはくいろ)・・・といえば、スコッチ・ウィスキーを思い浮かべてしまうのは、酒飲みの性でしょうか?琥珀(こはく)というのは、数千年前の松柏科の植物が、傷つけられた自身を治癒するために分泌…
チャクラについての勉強会 彩り香師・香楽師の方へのお知らせです。2月18日(日)13:00~チャクラについての復習勉強会をします。月コースを修了した方から、『チャクラバランス塗香』のワークショップを開きたいので、もう一度、…
彩り香®の基本のお香~甘松~ 甘松(かんしょう)は、アロマでは「スパイクナード」という名で、ベースノートとして使われる香りです。マグダラのマリアが、イエスの足に塗ったと福音書の中にも出てくる、神秘的な精油。お香では、オ…
銀鼠(ぎんねず) 今も上品な色合いが人気の銀鼠(ぎんねず)の着物。江戸時代も、やはり人気の色でした。江戸時代は、ぜいたく禁止令が出され、庶民が身につけるものに対する制限がかけられました。柄や色に関してはもち…
訶梨勒って、何に使うものですか? 1月のおけいこでは『訶梨勒(かりろく)』という掛け香(かけこう)のワークがあります。『訶梨勒(かりろく)』って、聞いたことがない、と言われる方も少なくないです。実は、日本では室町時代から、中…
常磐色(ときわいろ) 松竹梅が、おめでたいとされるのは、何故?と思ったことは、ないですか?もともと、中国の『歳寒三友図』(さいかんさんゆうず)から来ていて、寒い季節に友とすべき3つのモノということです。その3つが…