鶯色(うぐいすいろ)
2023/03/03
暖かくなった庭の木々に、鳥たちが集い、かわいい鳴き声を聞かせてくれる春。
その春を代表する鳥として、ウグイスがいます。
ウグイスは、春告鳥(はるつげどり)とも言われ、その鳴き声とともに、ポピュラーな色名となっているのが『うぐいす色』
けれど、実際のうぐいすは、とても警戒心が強く、中々人に姿を見せることはないそうです。
え?だけど、
ホーホケキョって声の方を見ると
かわいい鳥がいるよ!
実はそれが、メジロ。
ホンモノの鶯は、これ!
私も長い間、間違っていましたが、それは、ウグイス餅のイメージが強かったせいかもしれません。
ちなみに、ウグイス餅の名付け親は、豊臣秀吉。
1580年、大和郡山の城主だった豊臣秀長が、春の茶会に秀吉を招いた際に、考案された餅菓子です。
粒あんを餅で包み、きな粉をまぶした小さな菓子を秀吉が大層気に入り
「この餅を、うぐいす餅と名付けよ。」と言ったとか。
昔は、春になると、和菓子屋さんの店先に並び、さくら餅とペアで買って帰ったものでした。
----------------------------------------------------------------------
彩り香
〒600-8415
京都府京都市下京区因幡堂町651
電話番号 : 050-1558-3278
----------------------------------------------------------------------