★ホンモノの香りが求められる時代へ

現在、世界中がコロナという大きな試練に見舞われている今、私の体験した出来事など、ちっぽけなことかもしれません。

そして、こういう時代だからこそ、誰もが感じていることがあると思うのです。

それは、今までの当たり前が、当たり前でなくなった時、頼りになるのは、自分自身でしかないということ。

周りから与えられた情報の多さよりも、自分自身の経験から得た知識や、自身の内側に持っている感覚の方が、正しい選択をするということです。

情報があふれ返る現在において、そのことに皆が気づいてきています。

そこに、何故、お香なのかというと、

人が心の拠り所とする場所には、目には見えない『自然のエネルギー』があるからです。

 

「お香の香りは、落ち着く」と、人はよく言います。

それは、お香の原料が、自然のモノだからだと思います。

木の幹や根っこ、あるいは木にできた樹脂、草や花のつぼみなど、自然と結びついているモノが香原料と言われるものです。

情報という名の下で、私たちが、「便利」と引き換えに失ったもの、

自然と共生する、自然のものに共鳴する、自然に身をゆだねる・・・

それを補って余りあるものが、お香にはあります。

 

科学が発展し、香りの成分が人工的に作りだせるようになってもホンモノには勝りません。

むしろ、代替品が増えれば増えるほど、ホンモノを求める心の声は大きくなるのではないでしょうか？

 

お香セラピー彩り香で扱うお香は、天然100％。

熟成された自然のエネルギーそのままです。

ホンモノを求める人に、ホンモノを提供する。

しかも、自分のココロの声と対話しながら、今の自分に必要なものを自分で作る。

これが、究極の癒しになると思っています。

 

提供する側も、される側も、共にお香を扱うその時間が、自然と共鳴する時間になります。

お香という昔からのツールを使って、今を生きる私たちに最も新しい癒しを提供するのが、お香セラピー彩り香です。

彩り香は『色を選んでお香を創る』ことが基本です。

次回は、何故、色を組み合わせるのか？といった、彩り香の本質をお伝えします。