豊かな感情で人を包み込む色
緑
コツコツと積み上げながら前進する、堅実さがあなたの魅力です
緑色は、青と黄色の混色で、『青』の精神性と『黄色』の理性を持ち合わせています。
豊かな感情で人を包み込む優しさを持ちながら、その場に流されない理性を発揮できるのは、この両方を持ち合わせているが故です。
自分が前面に出て脚光を浴びるより、陰に回って主役を支えるのが心地よいと感じているが人が、よく選ぶ色です。
というのは、自分一人の成功よりも、グループ全体での前進、目標達成、勝利などを好むからです。
そしてそこには、その場に必要とされている自分への満足があるのです。
争いを嫌うことと、バランス感覚が優れているということから、人間関係での衝突はありません。
困っている人、弱っている人への共感力があるので、周りから「やさしい人」というイメージを持たれることが多いです。
そのイメージを保ちたいがために、自分が我慢するという選択をしがちです。
相手から自分への評価が低いときでさえ、不平不満はあっても、それをため込むため、我慢の限界がきた時には、本人でさえ驚くような行動に出ることもあります。
この色が好きだという人は、新芽がどんどん大きくなって葉を茂らせ、花をつけて大きな木になっていくように「成長する」ということに対する意識が高い人です。ただ、この成長には時間がかかります。
現実の中での安定した歩みを好むので、急激な展開は苦手です。
本当に自分の心が求めているものを、時間をかけてゆっくり探そうとします。
そんなところが、時には優柔不断と言われたり、八方美人と言われたりするかもしれませんが、あくまでもマイペースを貫くことが自分らしさにつながります。
子どものころから、この色が好きだったという人とは違って、最近、なんだか『緑色』が気になる、よく選ぶ色になっている、という人は、緑色の持つ癒しのチカラに惹かれているのかもしれません。
緑色は、適度な距離感を保つスペースの色。
周りの騒がしさから離れて、自然の中でゆっくりしたいという気持ちが、この色を選ばせているのかもしれません。