自己肯定感
言霊(ことだま)のチカラをここに!
先日 実家の近くの公園でなつかしい光景を見ました。
5歳くらいの男の子とそのパパがいて、男の子の自転車の補助輪をはずして走る練習。
私も、父に見てもらって、練習していたことを思い出しました。
「もう、いや!できない!」
と泣く子どもさんに、パパが話しかけていました。
「自分がやりたい!って思ったんやろ?」
「だって〇〇ちゃんみたいに、すぐに出来ると思った!」
どうやら、補助輪をつけて自転車に乗るのはカッコ悪いので、はずしてほしいと言ったものの、実際に補助輪なしで走るのは意外と難しくて、パパに八つ当たりのようです。
どんなことでも、いきなり上手にはできなくて
少しずつ練習を積み重ねていって
それが、自分の自信にもつながっていくんだよ。
と 諭すパパ。
大人になった今は、何ということなく乗れる自転車も、初めは、とってもヘタクソだったなあ・・・・・・。
と、自分の父親との思い出にひたる、私。
あなたは、いかがですか?
そうして、自転車の練習をした記憶はないですか?
「あなたは、自分に対して自信がありますか?」
こんな風に正面から聞かれると、返事に躊躇してしまうという人がほとんどなのかもしれません。
誰しも経験のあることには自信が持てるけど、初めてのことには、まだ自信がないのでは?
先ほどの自転車を練習する子どもさんのように、できないということが、自分に対して我慢のならないことなのかもしれません。
ということは、自分に自信がないのではなく「まだ、自信を持てるほどの経験をしていない」と言い換えることができます。
言葉には「言霊(ことだま)」があって、
「自分に自信がない」
って言ってると、本当に自信のない人ができあがっちゃいます。
言葉の使い方って大事ですよね。
もし、今、自分がダメだと思っている人
自分ができないヤツだと思っている人
自分に自信がないと思っている人がいるなら、自信が持てるほどの経験を積むことに意識のベクトルを向けてみませんか?
そして、そういう人が周りにいたなら
「まだまだ、これからだよ」
そんな風に言ってあげたいと思いませんか?