【神との対話・自分の気づき】
何か特定の宗教を信仰していますか?
私は、幼稚園の先生になりたいと思って進んだ短大は、キリスト教の学校でした。
授業にもキリスト教概論だったり、チャペルアワーがあったり、キリスト教について学ぶ時間がありました。
そして、共に学ぶ仲間たちには、すでに洗礼を受けていて、私生活でも、毎週日曜日には教会に通っているという人もいました。
子供の頃から、仏壇のある家で育った私にとっては、とても新鮮な環境でした。
チャペルアワーは、好きな時間でした。
教会で、司祭さんが聖書の一部を読んで、それについて少しお話しくださり、皆で讃美歌を歌って、祈りの後、アーメンで締めくくる。
その一連の流れが洗練された美しいものに感じました。
場に身を委ねる心地よさっていうのかな?
だから、司祭さんの話がなんの抵抗もなく、スーッと自分の内側の入ってくる感覚をありまいました。
そういえば、子供の頃、我が家は毎月お坊さんに来てもらってました。
月参り、と言って実家では今も続いています。
今は、私の父の月命日がその日にあたりますが、子供の頃は、父の父親、早くに亡くなったので、私は会ったこともないお祖父さんの月命日がお坊さんの来られる日でした。
お坊さんの読経は、音楽ではないけれど、独特のリズムがあって、線香に火をつけるタイミングとかも決まっていて、これもある意味、心地よい場が作られていました。
神と仏、手を合わせる対象は違うけれど、自分の心の向かう先に目には見えない大きな存在があることが、人の心の拠り所となるのでしょうね。
今も、心を静かに落ち着けようとして目を閉じると、祈りをささげていた時間やお経を聞いていた場に戻れるような気がします。
あなたは、どうでしょう?
何か、特定の宗教を信心しておられますか?
それは、心を満たし自分と向き合える時間を提供してくれるものですか?
私は、信心はしていないけれど宗教心はあると思っています。
目には見えない、そういう世界にとても惹かれるものがあります。
あなたは、いかがですか?