お屠蘇の中身って、何?

 

元旦の朝、○○さんが一番になさることは、なんですか?
私は、朝陽に手を合わせることから始めます。
次は仏壇の義父と義母に、お線香をあげて手を合わせます。
 
その次は・・・・
おせちの前に、お屠蘇です。
お屠蘇は、正月の行事に欠かせないものですが、もとは、普段の健康のために飲む薬酒のひとつでした。
唐より日本に伝わったのは、平安時代。
年の初めに、厄除けと無病息災を祈念して飲むようになりました。
 
お屠蘇の『屠』は、「ほふる」と読み、邪気を払うモノ。
お屠蘇の『蘇』は、「よみがえり」と読み、新たな魂として生き返らせるモノ。
 
お屠蘇の中身には、お香つくりで馴染みのある薬草が使われます。
 
 
八角 「食べるお香」  
あとは
・「紅花(ベニバナ)」
・「山椒(サンショウ)」
・「陳皮(チンピ)」
・「桔梗(キキョウ)」
・「防風(ボウフウ)」
・「白朮(ビャクジュツ)」など
 
もちろん、地域によっての違いもありますし、家々に伝わる特別なものもあるかもしれませんね。
ただ、この最後に出てきた「白朮(びゃくじゅつ)」は、字を見てなるほどと思いました。
 
 
八坂神社の「をけら参り」の際、見かけるのが「白朮」の文字。
本来の白朮参りは、31日夜に白朮灯籠に移されたご神火を分けていただきに行くもの。
その火は、翌1日の白朮祭りのご神事に使われます。
 
火を通して、『屠』から『蘇』の世界を体験するときに使われる薬草が『白朮(おけら)』なんですね。
 
31日の白朮参りは、我が家にとっての毎年恒例の行事。
松葉で、にしんそばを食べて、八坂神社へ向かいます。
帰りには、いず重さんで「鯖寿司」を買って・・・。
今年も、そうして締めくくろうと思います。
 
さて、コロナに翻弄された一年も、あとわずかです。
どうぞ、よいお年をお迎えください。
そして、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
  
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