シナモンの香り、といえば・・・

 
お香の調香を楽しんでいただく中で、馴染みのある香りとして、人気なのが『桂皮』です。
シナモン・ティーやお菓子やパンに使われていたりして、一度は経験したことのある香りですね。
 
漢方薬としても、葛根湯は使ったことがある、という人もあるかもしれませんね。
 
さて、この『桂皮』ですが、年齢を重ねたマダムからは「ニッキ?」と聞かれたりします。
桂皮とシナモンとニッキ
これは、いったいどう違うのでしょう?
そして、スパイスの効いた『チャイ』と『シナモンティー』は、どう違うのでしょう?
 

桂皮とシナモンとニッキって、何が違うの?

『桂皮』
トンキンニッケイ幹の皮の下の、コルク層を乾燥させたもの。
『シナモン』
セイロンニッケイの、幹の皮の下の、コルク層を乾燥させたもの。 
『ニッキ』
シナニッケイ木の根の皮を原料にしたもの。
 
みんなニッケイの木だけど、種類がちがいますね。
いわば、親戚関係なので、性質、効能などは似通っています。
 
 
そして、一般に流通しているシナモンも『セイロンシナモン』『カシア』に分かれます。
これも産地の違いで、その品質に差が出ます。
セイロンシナモンは、上品で甘い香り
カシアは、甘味の中にスパイシーさが効いた香り
セイロンシナモンは、お菓子や飲み物などに適し、カシアは、肉料理やカレーなど匂いの強いモノとの相性がいいようです。
 

シナモンティーとチャイは、同じもの?

 
大胆な分け方をすると、シナモンの香りがする紅茶は、なんでもシナモンティーなんです。
シナモンが、スティックであろうが、粉であろうが、紅茶がティーバックでいれたものであろうが構いません。
 
チャイは、紅茶の葉を煮だして、そこにミルクと砂糖を入れて温めたものを、こし器で濾したもの。
これは、ロイヤルミルクティーの作り方と同じですね。
そこに、スパイスを入れたものがマサラチャイです。
マサラとは、シナモンだけでなく、複数の香辛料を混ぜ合わせたもの、という意味です。
一般に、私たちが『チャイ』と呼んでいるものは、このマサラチャイですね。
入れるスパイスの種類によって、出来上がりの味が変わります。
 
 

桂皮の香りは温まる

漢方薬としての桂皮は、補陽、発汗、解肌、止痛などの効能があり、手足の冷え、腹痛、下痢、のぼせなどに用いられます。
桂皮は、「トンキンニッケイの幹の皮の下の、コルク層を乾燥させたもの」とお伝えしましたが、この木の枝は『桂枝』と呼ばれ、同じように桂皮として調合されます。
桂枝は、体表面を温めたり発汗させたりする働きがあり、桂皮はカラダの中から温めるといった働きがあります。
 
 
彩り香のお香つくりの際に、
「なんか、カラダがあったかくなってきた」
とおっしゃる人のチョイスしたお香を確認すると、たいてい、この桂皮が入っています。
 
先日、お伝えした『食べるお香』にも、この桂皮は入っています。
 
桂皮の香りが、おいしそう!と感じるのは、単に馴染みがあるというだけではなく、自分のカラダが求めている香りなのかもしれないですね。
 
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